先日、「我が家はこうして読解力をつけました」という本を読みました。
公文式で4人の子どもを全て東大に入れたお母さんが書いた本。もちろん「子どもをただ公文に通わせるだけ」ではありません。家庭でのお母さんの努力には驚愕させられました。
公文では「3歳までに1万冊の読み聞かせ」が推奨されているとか。つまり、1日に15冊。。
年齢的に文字数がかなり限られている絵本になるので、できないことはないレベルですが、これを毎日根気強く続けることができる家庭がいったいどのくらいあることやら。。(私は挫折しそう。。)
しかしながら、子どもの能力開発には、遺伝よりも環境?と思わせられる本でした。ちなみに作者のお母さんは津田塾大出身で、東大出ではありません。そして、何より大切なことは、子どもが「楽しんで」できるようにすること。「やりなさい」という押しつけられて「やらされている」感がでてしまうと効果薄くなり、そこがまた難しいところ。
こんな本を読んだ後は、保育施設で保育士さんたちとただのんびり遊んでいるだけの幼児をみていると、「これでいいのだろうか?」などと思われてきたりもして、先日は(珍しく?)自由時間には本棚の前に陣取って、こちらに来た子には個別にも読み聞かせを頑張ってみました。しかし、読み聞かされるという「習慣」がない子どもたちの興味の限度は、せいぜい5~6冊程度?かな。
保育士として、子どもの幸せと能力を最大限に引き出すにはどうすべきか、なかなか難しい課題です。
0 件のコメント:
コメントを投稿