2022年11月26日土曜日

[保育士日記 32] 菊と刀 - 昔の子育て トイトレは3,4か月から?

 今年に入ってから、頑張ってルース・ベネディクトの「菊と刀」を読んでいます。戦時中の日本を外国人目線で客観的に観察・分析されています。大変勉強になり面白い本なのですが、翻訳本なのもあってスラスラ読める本ではなく、少しずつ延々と読んでいます。。。(今年中にはなんとか終わりたい。。)

後半部の12章に「子どもは学ぶ」という章があり、戦時中の日本の子育ての様子が綴られています。保育士としてはこれが大変興味深い内容となっています。

昔は日本ではトイトレが生後3,4か月からなされてきたそうで。「幼児が生後3ヵ月から4か月になると、母親は下もしつけをはじめる。幼児の要求を見越して屋外で幼児の体を腕で支え、通常低く単調に口笛を吹きながら、幼児が用を足すのを待つのである。」 。。現代の保育士で、生後3、4か月でトイトレを始めようと考える人が何人いるでしょうか? 便利な紙おむつがある今、親もしばらくはオムツのほうが楽でしょうしね。

「帯で背負う日本のやり方は」「自分を背負うものの背中に子猫のようにしがみつく術を学ぶ」というのも、今まで考えたこともなかったので、とても興味深く感じました。

また日本では6歳くらいまでは特権階級で甘やかされて育つのが通常だったそうで(そしてその期間があったことが、ソーシャルプレッシャーが大変大きい日本においての後の人生にも大きく影響する)、自分の保育の考え方についても考えさせられました。自分で着替えができる2歳児が、自分でやるのが面倒だから「できない~」と言って保育士にやってもらいたがる場合は、余裕があるときは甘えさせてやってあげたほうが良いのだろうか?? 等。

保育士の皆様には、12章だけでも是非読んでいただきたい内容です。

2022年10月28日金曜日

[保育士日記 31] 姉妹の妹は受難?

よく会うかわいい姉妹が2組。両方とも姉は年中さん、妹は2歳で、共通点も多い。

姉達はプリンセスやピンク系が好きな女子力高めな女の子たち。妹達は、黄色が好きな中性的で知的そうな印象。

妹は姉の後を時々追いかける。姉は大きい子達と遊ぶ方が楽しいので、つきまとってくる妹が時々鬱陶しく、時折「あっちいって!」と妹に怒鳴る。

姉は時々、妹が使っているおもちゃを強引に取り上げようとする。それを丸くなって必死に守ろうとする妹。

妹は受難、とも思うけど、姉がいる子はやはり発達も早いので、利のほうが大きいかも?

一組の姉妹は、顔がそっくり。クローンという感じ。遺伝ってすごい、と思わされる。しかし、もう一組の姉妹は、2人とも美人だけど、それほど似ていない。姉妹もそれぞれですね。

2022年10月27日木曜日

[保育士日記 30] 2歳前後の女の子たち かわいい盛り

 0歳からなじみがある、2歳になったばかりの女の子Yちゃん。もともと普通にかわいいのですが、先日は「天使モード全開」の「かわいさ爆発!」みたいになっていて、びっくり。この眩しいばかりのかわいさでは、お父さんはもちろん、小学生のお兄ちゃんも(0歳の時は彼女のことを「太郎!」と呼んでいた。。)メロメロかな。。

2歳前後の女の子は、時々こういう子を見かけます。突然「かわいさ爆発!」みたいになって、こちらがドキドキさせられてしまう子。

子どもは面白いですね。

2022年10月19日水曜日

[保育士日記 29] 家庭が英語環境の1~2歳児 - 日本語は理解できていない?

子どもは、言語の修得が自然にできるのは、よく知られています。 

しかしながら、親が外国人で家庭で英語が主な場合(片方の親が日本人であっても)、1~2歳前半の段階では、日本語はあまり理解できない場合が多いように感じます。

母親が香港人のAちゃん、保育園に通いだした4歳のおねえちゃんは今は日本語もペラペラだけど、1歳後半のAちゃんは日本語だけの保育室では、何回来ても暗くフリーズ状態。。

父親が英語圏からの1歳後半のN君。保育園や幼児教室にも言っているので、日本語環境もかなりあるようですが、保育室ではいつも眉間にしわを寄せて「パパがいい。。」と言って、楽しくなさそう。そんな彼を何度かオムツ替えに連れて行った時に英語で明るく話しかけると、だんだん本当の笑顔を見せてくれるようになりました。日本語環境がまだまだ不安なんだね。。

中東系の父親で楽観的そうな1歳後半のA君は、場に慣れた後はすっかりリラックスしている様子。日本語をどの程度理解しているのかは分かりません。

以前、英国人と結婚して英国で子育てをしている人の漫画を読みました。そこでも、母親以外は完全な英語環境にもかかわらず、子どもはしばらく英語話さなかったようで。。でも、小学校に入る頃には当然のように英語ペラペラだったようです。

いろいろな子に出会える保育士の仕事は、楽しいですね。

2022年10月18日火曜日

[保育士日記 28] 外国人の1歳児 - 発達速度の違い

 時々、ハーフの1歳児に出会います。彼らを見ると、日本人のような東アジア系の子どもとは発達速度が明らかに違うのに気づきます。

両親が東アジア系の場合は、通常1歳半までには歩けるようになりますが、白人や中東系の親を持つ場合は、2歳前になるくらいになるまでは一人歩きをしないのが普通という印象です。

最初に出会った父親が白人系の男の子。よく食べてぽっちゃりの彼が1歳半になっても歩くのを嫌がるのを見た時は、「既に体が重たすぎて足が体をささえられないのでは。。」などと心配したのですが、2歳を過ぎた頃に再会したときは、普通に歩いていたので、全くの杞憂だったことを知りました。その後他のハーフの1歳児に何人か出会いましたが、みんな同様でした。体は彼らのほうが大きいので、その体重に耐えうる足の筋肉が十分につくのにより時間がかかるのかしら? 

同じ人間の子どもでも、人種によって初期の発達速度が違うのは興味深いですね。

2022年10月4日火曜日

[保育士日記 27] 話せない2歳児

言葉を全く発しない2歳児が2人。

2人とも知能はむしろ高い印象で、様々なことを明らかに理解しています。質問にもうなずいたりジェスチャーで的確に答えるので、聴覚にも問題はありません。「言葉の理解は年齢相応なのに、言葉を話す事が遅れている運動型(表出性言語障害)」ということなのでしょうか?

一人は2歳半ばの女の子で、1歳後半には2、3言は話せるようになってちょっと安心したのですが、本人も半ばあきらめたのか、今ではそれさえもなくなりました。話せないのは、最初は精神的なストレスによるものと思っていましたが、今はそれだけではない気がしています。かなり自我が強く頑固ですが、いつも笑顔で明るく、外交的で人懐っこい性格です。(言葉にはなりませんが)楽しい時やふざけたりしている時は大きな声で叫びます(奇声)。かなりの負けず嫌いで、何でも自分でやりたがる彼女、オムツの着脱も1歳半を過ぎるころには自分でやるようになりました。そんな彼女が言葉を発することができないのはかなりのストレスになっているようです。2歳になる前くらいから、相変わらずの笑顔ながらも、顔にやつれが見られるようになっています。

もう一人の男の子は2歳後半で、何も知らずに最初に会った時は「いったいどうしたの?」と思うくらい苦労が顔ににじみ出ていました。年齢に似合わないほうれい線もあり、老化すら感じられました。最初は何かの遺伝病を患っているのかという印象だったのですが、おそらく周りの心配への反応に対するストレスが原因かと思われます。この年齢でこんな苦労しているのを見るのはなんとも不憫です。賢く思慮がある性格、いう印象で、数字に興味を示していました。

アインシュタインは4歳まで話さなかったというから、全然心配する必要はない、とも思うのですが。。

上記に関して、何かアドバイスがあれば、コメントにて教えていただけると嬉しいです。

2022年9月14日水曜日

赤ちゃんを泣きやませ寝かしつける効果的な方法

 ネット・ニュースで「赤ちゃんを泣きやませ寝かしつける効果的な方法解明(2022年9月14日)」というのがありました。

https://www.youtube.com/watch?v=I1luGt1iS3k&list=PLKeSkVQhqoOr89YTeXoAlHzJXBJO_FuxY&index=3

7か月以下の赤ちゃんが泣いている時は、だっこして一定の速度で5分間歩くと泣き止むだけでなく寝付くというもの。その後5~8分くらいしてからベッドにおろすと、起きにくいとか。

次回、試してみよう。。

2022年6月27日月曜日

[保育士日記 26] 0~1歳児の記憶って?

0歳後半から1歳半くらいの子どもを見ていると、彼らの記憶の状態について、度々不思議に感じることがあります。

まだ1歳になる前でも、ハイハイを始めるころには、週に1度しか会わない私(保育は週末に週1日のみなので、週1以上で会うことはない)のことを覚えているという印象を受けます。

1歳を少し過ぎるまでは、馴染みがある先生を泣いて呼ぼうとする子も、一人歩きができるようになる頃には、その先生を見ても全然反応しなくなるケースもたびたび。(私も経験があり、これはちょっと寂しい。。)

1歳半頃には毎週私に意図的に(意地悪で)人見知りの態度(顔を見るとあからさまにギャン泣き。こういう子は大体、1度ガン無視すると、やらなくなる)を示していた子も、そういう態度だったことを全く覚えていないかのように(というか、私のことを突然忘れたかのように)、普通になるケースもいくつか見てきました。

まだお話ができない年齢だけに、真実は分かりませんが、この時期に記憶ってどうなっているのでしょうね? いつも興味深く、また不思議に感じます。

2022年6月23日木曜日

[保育士日記 25] 赤ちゃん – 歩き出すまでが幼児にとってのアイドル?

 3歳以上の幼児で、赤ちゃんにとても興味を示す子がいます。「かわいい~!」と寄ってきて、やさしくなでなでしたりします。ところが、その赤ちゃんたちが1歳になって歩き始めると、途端に全然興味を示さなくなり、見向きもしません。そして新しく来た赤ちゃんに、やっぱり「かわいい~」と寄ってきます。

歩き始めると、彼女たちにとっては、愛しく見守る存在、というより、同じ子供としてライバルになる、という感じでしょうか? ライバルとはいっても、ほとんど完全無視ですが。。

2022年6月3日金曜日

[保育士日記 24] 年中さん女子な世界 – 女子は大変。。。

今日は4歳の女子が4人。これはこの保育室ではかなり珍しいケース。初めて会う子もいる。

この年齢の女子が4人も集まれば、そこは既に立派な女子の社交の場。。

最初はバラバラに遊んでいたのが、次第に同い年の女子4人の集まりに。すると一人の強い女子が、場を仕切りはじめる。みんな、仲間の目印としてか、スカーフをスカートやズボンに挟み込んで、1列に並んでお部屋をぐるぐる行進。はりきって先頭を歩くボスタイプの子、それに喜んで続く子、「なんで私が?」みたいな表情で戸惑いながらもとりあえず同調してみる子。しかしながら、この即席のチームは長くは続かず、間もなくバラバラになって遊び始めました。

ちょっと垣間見た4歳女子の社会、大人の社会と変わりませんね。。

2022年5月13日金曜日

[保育士日記 23] 男の子3兄弟 - 男の子の兄弟は大変。。

 先日、初めて出会った3人の兄弟。上から4歳、2歳、0歳。0歳児は、まだ歩けませんが、しっかりした瞳で大人びた印象。そして上の4歳児と2歳児は、保育士の指示にほとんど従わない。。2歳児のほうはちょっと事故で当たっただけでも「痛い。。」と顔をしかめて謝罪を要求するタイプで扱いが難しい。

よく会うもう一組の2歳児と4歳児の兄弟も、なかなか保育士の指示は通らないものの、反応は素直でかわいい。それでも、お父さんは子育て疲れでかなりやつれているご様子。。最近会っていない他の2歳児と5歳児の兄弟のお母さんも大分げんなりしていたのを思い出す。

難しい子どもの子育ての難しさをよくよく感じさせられます。大勢の長時間の保育で、指示を全然聞いてくれずに危ないことを何度もしようとする子がいると(しかもそれが複数だと)、かなりきつい。家の中にそういう子がいるとなると、お家の中はいつもぐちゃぐちゃ? 

この日はわたしも、保育が終わったらぐったりでした。。

[保育士日記 32] 菊と刀 - 昔の子育て トイトレは3,4か月から?

 今年に入ってから、頑張ってルース・ベネディクトの「菊と刀」を読んでいます。戦時中の日本を外国人目線で客観的に観察・分析されています。大変勉強になり面白い本なのですが、翻訳本なのもあってスラスラ読める本ではなく、少しずつ延々と読んでいます。。。(今年中にはなんとか終わりたい。。)...