2022年10月28日金曜日

[保育士日記 31] 姉妹の妹は受難?

よく会うかわいい姉妹が2組。両方とも姉は年中さん、妹は2歳で、共通点も多い。

姉達はプリンセスやピンク系が好きな女子力高めな女の子たち。妹達は、黄色が好きな中性的で知的そうな印象。

妹は姉の後を時々追いかける。姉は大きい子達と遊ぶ方が楽しいので、つきまとってくる妹が時々鬱陶しく、時折「あっちいって!」と妹に怒鳴る。

姉は時々、妹が使っているおもちゃを強引に取り上げようとする。それを丸くなって必死に守ろうとする妹。

妹は受難、とも思うけど、姉がいる子はやはり発達も早いので、利のほうが大きいかも?

一組の姉妹は、顔がそっくり。クローンという感じ。遺伝ってすごい、と思わされる。しかし、もう一組の姉妹は、2人とも美人だけど、それほど似ていない。姉妹もそれぞれですね。

2022年10月27日木曜日

[保育士日記 30] 2歳前後の女の子たち かわいい盛り

 0歳からなじみがある、2歳になったばかりの女の子Yちゃん。もともと普通にかわいいのですが、先日は「天使モード全開」の「かわいさ爆発!」みたいになっていて、びっくり。この眩しいばかりのかわいさでは、お父さんはもちろん、小学生のお兄ちゃんも(0歳の時は彼女のことを「太郎!」と呼んでいた。。)メロメロかな。。

2歳前後の女の子は、時々こういう子を見かけます。突然「かわいさ爆発!」みたいになって、こちらがドキドキさせられてしまう子。

子どもは面白いですね。

2022年10月19日水曜日

[保育士日記 29] 家庭が英語環境の1~2歳児 - 日本語は理解できていない?

子どもは、言語の修得が自然にできるのは、よく知られています。 

しかしながら、親が外国人で家庭で英語が主な場合(片方の親が日本人であっても)、1~2歳前半の段階では、日本語はあまり理解できない場合が多いように感じます。

母親が香港人のAちゃん、保育園に通いだした4歳のおねえちゃんは今は日本語もペラペラだけど、1歳後半のAちゃんは日本語だけの保育室では、何回来ても暗くフリーズ状態。。

父親が英語圏からの1歳後半のN君。保育園や幼児教室にも言っているので、日本語環境もかなりあるようですが、保育室ではいつも眉間にしわを寄せて「パパがいい。。」と言って、楽しくなさそう。そんな彼を何度かオムツ替えに連れて行った時に英語で明るく話しかけると、だんだん本当の笑顔を見せてくれるようになりました。日本語環境がまだまだ不安なんだね。。

中東系の父親で楽観的そうな1歳後半のA君は、場に慣れた後はすっかりリラックスしている様子。日本語をどの程度理解しているのかは分かりません。

以前、英国人と結婚して英国で子育てをしている人の漫画を読みました。そこでも、母親以外は完全な英語環境にもかかわらず、子どもはしばらく英語話さなかったようで。。でも、小学校に入る頃には当然のように英語ペラペラだったようです。

いろいろな子に出会える保育士の仕事は、楽しいですね。

2022年10月18日火曜日

[保育士日記 28] 外国人の1歳児 - 発達速度の違い

 時々、ハーフの1歳児に出会います。彼らを見ると、日本人のような東アジア系の子どもとは発達速度が明らかに違うのに気づきます。

両親が東アジア系の場合は、通常1歳半までには歩けるようになりますが、白人や中東系の親を持つ場合は、2歳前になるくらいになるまでは一人歩きをしないのが普通という印象です。

最初に出会った父親が白人系の男の子。よく食べてぽっちゃりの彼が1歳半になっても歩くのを嫌がるのを見た時は、「既に体が重たすぎて足が体をささえられないのでは。。」などと心配したのですが、2歳を過ぎた頃に再会したときは、普通に歩いていたので、全くの杞憂だったことを知りました。その後他のハーフの1歳児に何人か出会いましたが、みんな同様でした。体は彼らのほうが大きいので、その体重に耐えうる足の筋肉が十分につくのにより時間がかかるのかしら? 

同じ人間の子どもでも、人種によって初期の発達速度が違うのは興味深いですね。

2022年10月4日火曜日

[保育士日記 27] 話せない2歳児

言葉を全く発しない2歳児が2人。

2人とも知能はむしろ高い印象で、様々なことを明らかに理解しています。質問にもうなずいたりジェスチャーで的確に答えるので、聴覚にも問題はありません。「言葉の理解は年齢相応なのに、言葉を話す事が遅れている運動型(表出性言語障害)」ということなのでしょうか?

一人は2歳半ばの女の子で、1歳後半には2、3言は話せるようになってちょっと安心したのですが、本人も半ばあきらめたのか、今ではそれさえもなくなりました。話せないのは、最初は精神的なストレスによるものと思っていましたが、今はそれだけではない気がしています。かなり自我が強く頑固ですが、いつも笑顔で明るく、外交的で人懐っこい性格です。(言葉にはなりませんが)楽しい時やふざけたりしている時は大きな声で叫びます(奇声)。かなりの負けず嫌いで、何でも自分でやりたがる彼女、オムツの着脱も1歳半を過ぎるころには自分でやるようになりました。そんな彼女が言葉を発することができないのはかなりのストレスになっているようです。2歳になる前くらいから、相変わらずの笑顔ながらも、顔にやつれが見られるようになっています。

もう一人の男の子は2歳後半で、何も知らずに最初に会った時は「いったいどうしたの?」と思うくらい苦労が顔ににじみ出ていました。年齢に似合わないほうれい線もあり、老化すら感じられました。最初は何かの遺伝病を患っているのかという印象だったのですが、おそらく周りの心配への反応に対するストレスが原因かと思われます。この年齢でこんな苦労しているのを見るのはなんとも不憫です。賢く思慮がある性格、いう印象で、数字に興味を示していました。

アインシュタインは4歳まで話さなかったというから、全然心配する必要はない、とも思うのですが。。

上記に関して、何かアドバイスがあれば、コメントにて教えていただけると嬉しいです。

[保育士日記 38] インターナショナル・スクール ~ 「生きる力」?

都内の某インターナショナル・スクールの幼児部に参加する機会がありました。 ここは、以前ご縁があった外国人が多いスクールとは違い、生徒は日本人のみ(若干アジア系外国人が含まれる)。メインの先生は外国人で教室内は全て英語、というタイプで、「英語学校」という表現がより適切かもしれません...