2022年6月27日月曜日

[保育士日記 26] 0~1歳児の記憶って?

0歳後半から1歳半くらいの子どもを見ていると、彼らの記憶の状態について、度々不思議に感じることがあります。

まだ1歳になる前でも、ハイハイを始めるころには、週に1度しか会わない私(保育は週末に週1日のみなので、週1以上で会うことはない)のことを覚えているという印象を受けます。

1歳を少し過ぎるまでは、馴染みがある先生を泣いて呼ぼうとする子も、一人歩きができるようになる頃には、その先生を見ても全然反応しなくなるケースもたびたび。(私も経験があり、これはちょっと寂しい。。)

1歳半頃には毎週私に意図的に(意地悪で)人見知りの態度(顔を見るとあからさまにギャン泣き。こういう子は大体、1度ガン無視すると、やらなくなる)を示していた子も、そういう態度だったことを全く覚えていないかのように(というか、私のことを突然忘れたかのように)、普通になるケースもいくつか見てきました。

まだお話ができない年齢だけに、真実は分かりませんが、この時期に記憶ってどうなっているのでしょうね? いつも興味深く、また不思議に感じます。

2022年6月23日木曜日

[保育士日記 25] 赤ちゃん – 歩き出すまでが幼児にとってのアイドル?

 3歳以上の幼児で、赤ちゃんにとても興味を示す子がいます。「かわいい~!」と寄ってきて、やさしくなでなでしたりします。ところが、その赤ちゃんたちが1歳になって歩き始めると、途端に全然興味を示さなくなり、見向きもしません。そして新しく来た赤ちゃんに、やっぱり「かわいい~」と寄ってきます。

歩き始めると、彼女たちにとっては、愛しく見守る存在、というより、同じ子供としてライバルになる、という感じでしょうか? ライバルとはいっても、ほとんど完全無視ですが。。

2022年6月3日金曜日

[保育士日記 24] 年中さん女子な世界 – 女子は大変。。。

今日は4歳の女子が4人。これはこの保育室では珍しいケース。初めて会う子もいる。

この年齢の女子が4人も集まれば、そこは既に立派な女子の社交の場。。

最初はバラバラに遊んでいたのが、次第に同い年の女子4人の集まりに。すると一人の強い女子が、場を仕切りはじめる。みんな、仲間の目印としてか、スカーフをスカートやズボンに挟み込んで、1列に並んでお部屋をぐるぐる行進。はりきって先頭を歩くボス・タイプの子、それに喜んで続く子、「なんで私が?」みたいな表情で戸惑いながらもとりあえず同調してみる子。しかしながら、この即席のチームは長くは続かず、間もなくバラバラになって遊び始めました。

ちょっと垣間見た4歳女子の社会、大人の社会と変わりませんね。。

[保育士日記 38] インターナショナル・スクール ~ 「生きる力」?

都内の某インターナショナル・スクールの幼児部に参加する機会がありました。 ここは、以前ご縁があった外国人が多いスクールとは違い、生徒は日本人のみ(若干アジア系外国人が含まれる)。メインの先生は外国人で教室内は全て英語、というタイプで、「英語学校」という表現がより適切かもしれません...