2021年9月24日金曜日

赤ちゃんの寝かしつけ方 ~ ぐっすりおやすみなさい。

赤ちゃんの寝かしつけ方について、まとめました。


赤ちゃんの睡眠時間

一般的には、赤ちゃんの総睡眠時間は下記が目安になりますが、個人差があります

 0~1カ月 → 15~20時間
 2~3カ月 → 14~15時間
 3~6カ月 → 13~14時間
 6カ月~1歳 → 11~13時間


2カ月くらいまでは、昼夜の区別はなく、1~2時間起きて1~4時間眠るを繰り返します。
この間は、部屋を暗くしなくても大丈夫です。
3カ月ごろからは、昼は2~3時何まとまって起きていられるようになり、夜は3~4時間連続して眠り続けるようになります。

お昼寝は、新生児の場合は3時間ごと、1歳になるまでは午前・午後に1回づつ、1歳になったら午後1回が目安になります。


眠るための環境つくり

寝る1時間前には激しい遊びは控え、スマホやテレビからも遠ざけて、ゆっくり過ごすようにしましょう。
寝る前のルーティーンを決めるて毎回行うと、赤ちゃんも寝る時間になるということが分かり、スムーズに眠りにつきやすくなります。

また以下の環境を整えることで、赤ちゃんも安心して眠りにつくことができます。

 部屋明るさ → 2か月以降は、なるべく暗く
 温度 → 夏は25度~27度、冬は18度~20度くらいが適温
 音 → 小さな音で優しいゆっくりした音楽を流す(オルゴール、ヒーリング音楽等)。
     *赤ちゃんはまったくの無音状態では、不安になります。


赤ちゃんを寝かしつけるには

赤ちゃんがなかなか眠れそうにない場合は、下記を試してみてください。

1)抱っこかベビーラックで揺らしながら、とんとん

抱っこか、ベビーラックがある場合は、そこに乗せて揺らしてあげると寝られることが多いです。その際に、やさしくとんとんしてあげましょう。

2)子守唄を歌う

静かに子守唄を歌ってあげると、長く深い眠りに入ってくれることが多いようです。私の経験では、「ゆりかごのうた(♪ゆーりかごーのうーたをかーなりあーがうーたうよ♪)」が特に効果的です。

3)手を握る

赤ちゃんの手のひらにひとさし指を入れ、優しく包んで、安心させます。

4)耳元で寝息を聞かせる

赤ちゃんの呼吸のタイミングに合わせて、耳元で「すーすー」と寝息の音をさせ、睡眠を誘発させます。その音はだんだん小さくしていきます。

5)おくるみ (新生児~生後2ヶ月くらいまで)

おくるみでつつんであげると、モロー反射(光や音、自分の体勢など周囲から刺激を受けたときに起きる、両手を広げて抱きつくような反射動作)で目が覚めてしまうのを防げます。


SIDS(乳幼児突然死症候群)について

SIDSの8割は生後6ヶ月までに起こっています。うつぶせで寝かせたときの方が SIDS の発症率が高いということ調査報告になっています。そのため現在、日本の保育園等の施設では、うつぶせ寝はさせないようにしています。SIDSについての詳細は、下記の厚生労働省のサイトを参照してください。

[厚生労働省 乳幼児突然死症候群(SIDS)について]
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/sids.html



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